2019-11-07 第200回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
国会議事堂については、一九九一年、リトアニア独立を恐れるソ連が議会やテレビ塔など首都ビリニュスの主要施設を制圧しようとしたとき、数万人の市民が、犠牲者を出しながら議事堂の周りに人垣とバリケードをつくって言論の府を守り抜いたこと、第二次世界大戦の直前、カウナスの領事館の副領事だった杉原千畝氏が、要件に該当していない者に対してみずからの判断で日本通過ビザを発行し、六千人ものユダヤ人を救ったことが今なおリトアニア
国会議事堂については、一九九一年、リトアニア独立を恐れるソ連が議会やテレビ塔など首都ビリニュスの主要施設を制圧しようとしたとき、数万人の市民が、犠牲者を出しながら議事堂の周りに人垣とバリケードをつくって言論の府を守り抜いたこと、第二次世界大戦の直前、カウナスの領事館の副領事だった杉原千畝氏が、要件に該当していない者に対してみずからの判断で日本通過ビザを発行し、六千人ものユダヤ人を救ったことが今なおリトアニア
それは、杉原千畝さんが命のビザを発給して命を守ってきた、この話は日本の国民において共有されているものでありますが、彼が出したビザは通過ビザでありまして、誰が日本の国内でそのユダヤの方々が滞在すること、そして定住地への出国の支援に尽力したか、こういったことについては知られていないというのが現状であります。
杉原千畝の名は比較的知られておりますけれども、彼がリトアニアで発給したのは日本の通過ビザでありました。この通過ビザは十日間しか猶予がありませんで、この十日間の中で希望する国に行くのには十分な調整ができませんでしたので、この十日間の通過ビザの延長を実現させて、そして、太平洋戦争が始まる一年の間に約五千人の方々を希望する国に渡航させていった、そういったことをしたのがこの小辻節三さんであります。
それは通過ビザで一人の反対なんですが、出されているのは通常ビザなんですね。
○立木洋君 議会で決められたのはいわゆる通過ビザなんですよ。通過ビザが決められたのに、国務省は通常ビザを出したんです。ですから、議会の多数の意思の反映ではないというのがやっぱり引っかかったんじゃないかなという感じがしたんですが。どうも済みません、途中で。
それは、インドシナ三国の政変前後に、それまでインドシナ三国に生活していた人が、政変、戦乱を逃がれて第三国、大部分が台湾でございます、タイの場合もございますが、第三国に逃がれまして、そこである程度の定住を認められ、かつ台湾なら台湾の正規の旅券の交付を受けまして、それでわが国への観光ビザあるいは通過ビザを取りまして、観光客あるいは通過客ということで入ってきまして、在留期間を超えてなお不法残留している人たち
そこで、まず巷間流民と言われている人というのは、どういう人なのかということでございますが、最も狭い意味におきましては、インドシナ三国の政変前後にそこを脱出しまして第三国に出まして、これは大部分が台湾でございますが、そこで旅券を入手しまして観光ビザなり通過ビザなりでわが国に入ってきまして不法残留になってしまった人というのが、私、流民という定義で最も狭い解釈ではないかと思います。
私が受けました情報によりますと、世界基督教統一協会文鮮明氏が通過ビザで最近日本に入国するとの話を聞きました。これに関しまして、この統一協会の被雲者父母の会の全国の皆さんが非常に心配をいたしておるわけであります。本委員会で先般取り上げましたように、一昨々年ございましたか、数百組の合同成約式が埼玉県で行われ、そしていわゆる集団結婚が近く行われるのではないかという予測が一つあるからであります。
○矢田部理君 通過ビザというのですか、次の目的地に行くために一時日本にとどまるということがございますね、そういう状況としてもキャッチしておりませんか。
これは通過ビザで入ったのか、あるいはどういういきさつで、どういう入国理由があって、何日間日本におられるのか、その後はどこに行かれるのか、どこから来たのか、こういうことについて、これは入管当局、法務省で調べておられるならば、あるいは外務省が知っておられるならば、どちらでも結構ですから答弁願います。
○安宅委員 そうしますと、一般の通過ビザを持っている人がどこに行くかということは調べることになっている、原則はそうですね。そういうことはこの人の場合調べないでもいいという何か法律的な手続の省略事項でもあるんですか。
○安宅委員 これは通過ビザですからね、どこへ行くかということは、本来記載されているのが本当じゃないでしょうか。どうなんですか。
○笛吹説明員 先ほど申し上げましたように、本年一月に出国しました二名の者も、北鮮のほうに入国許可はわりあい早くとれておりますし、ソ連のほうでも通過ビザをわりあい早くくれております。したがいまして、バイカル号などナホトカ航路によりまして、ナホトカ経由でハバロフスク、エールクックを通じて平壌への道は通じておるものと私は考えております。
これはもちろんソ連の通過ビザが要るわけでございますが、ソ連のほうでも非常に好意的に、こういうケースにつきましては通過ビザを付与するということでやっていただいておるようでございます。したがいまして、この手続をとりますればスムーズに出国できる、こういうようなたてまえで、在日朝鮮人の北朝鮮への出国という道は十分広げておるものだ、このように思っております。